先日、県司法書士会の中でアンケート調査がありました。
依頼人に精神疾患の可能性がある場合に、精神科を受診するように勧めることができるか?
こういう問いを含んでいました。
結果としてはなかなか難しいという回答が多かったようです。
私の場合は、自信をもって勧めます。
なぜなら、自分自身がうつ病で苦しみ、医師の助けを借りて回復した経験があるからです。
一番助けてくれたのは猫かもしれませんが、医師のサポートは心強く感じました。
そして、高校生の時分より愛読しているロス・マクドナルドの各作品の影響もあります。
1950年代から60年代でも、アメリカでは普通に精神科を受診していたようです。
小説のおかげで私はそれを知っていました。
だから自分自身が受診する際の心理的ハードルはないに等しかったのです。
少し前ですが、舘ひろしさんが作家役を演じるドラマがありました。
完全なコメディでしたが、執筆に行き詰まる舘さんが訪れるのは佐藤二朗さん演ずる精神科医。
やりとりそのものはコミカルなのですが、気軽に相談できる医師として精神科医を位置付けていました。
私がお会いした相談者や依頼人のことを書くわけにはいきませんが、
私はメンタルヘルスにかんする悩みをお持ちの方には躊躇なく精神科受診を勧めています。
そういったご相談にも応じますので(もちろん医学のプロとしての回答はできません)、お気軽にご連絡ください。
★ 鹿賀丈史さん、南沢奈央さんが共演していました。