人をたくさん殺した人が存在します。
この親子はかなりの数の国民を餓死させました。
収容所に入ったきり、行方がわからない人も多いようです。
この人はユダヤ人を収容所に入れて虐殺しました。
戦争でも多数の犠牲者を出す結果を招いています。
もっと多くの人の生命を奪ったのはこの人です。
主に自国民を殺害しています。
娘は自国の政治体制を嫌がって亡命しました。
亡くなるまでに帰国し、ソ連で亡くなってはいますが。
スターリンが殺したのは2000万人くらいであるといわれています。
ヒトラーは1000万人強。
この人たちをはるかに凌駕する殺人を行ったのはこの人です。
毛沢東が殺したのは、やはり主に自国民で億単位といわれています。
朝鮮戦争に参戦する際も兵士は幾らでも補給できると発言したようです。
この人たちの共通点は「独裁者」であること。
そして、ヒトラーを除く人たちは社会主義国を率いました。
ヒトラーも「国家社会主義ドイツ労働者党」の党首であり、名目は社会主義政党のトップ。
さらに共通するのは、政治体制として指導者だけが「考える」存在であるという扱い。
国民は考えてはいけないのです。ただ従うだけ。
つまり、自分の意思を持つことすら禁止されたようなものだったのです。
今も独裁体制が続くロシアや中国ではデモが起きたりはしますが、弾圧されます。
中国のウィグルやチベットへの扱いはナチスのユダヤに対するそれを感じさせます。
ロシアでは反体制派の人は謎の死を遂げると相場が決まっています。
北朝鮮ではデモすら起きないくらいに思想統制が行き届いているようです。
独裁者に従わなければ、死が待っているのです。
つまり、人を人として扱わないのです。
我々が自由を謳歌している我が国は、こういう国々を隣国としています。
その防衛は米国頼み。
いつまでも、このままでいいのか?
こういう話をすると「リベラル」を標榜する人たちからは右翼扱いを受けます。
リベラル=自由主義者であるはずですが、自らの自由を守ることには恐ろしいくらい不真面目。
我が国のリベラルは、まあこんなものでございます。
そして、不都合な点には目を向けないのも彼らの日常なのでした。
★ 記事のタイトルは、この1970年の東映映画から拝借。
渡瀬恒彦さんのデビュー作です。