紫色は我が国では高貴な色とされています。
大相撲の立行司が使う軍配の房は紫色。
私も紫色のネクタイやドレスシャツにポケットチーフを持っています。
春の花にも紫色のものが多く、既に一度紹介しました。
今回は、その続編です。
左はキョウチクトウ科ニチニチソウの園芸品種。
右は、ビオラの名で売られているスミレ科の園芸品種。
スミレは野生種が多数存在し、その代表色は紫色。
紫色をスミレ色と表現するくらいです。
この2つは、アジュガの名称で売られているシソ科の植物の園芸品種。
アジュガは属名で、我が国ではキランソウなどが野生種として知られます。
春はサクラの季節ではあるものの、紫色の美しい花を多く見かける季節でもあります。
そして、林縁などではクサイチゴの白い花が満開になっていたり。
いずれも小さな花、草丈が低い植物ですが、美しさのレベルは高いものがあります。