人の価値は誰が決めるのか?
といえば、これは他人が決めます。
その他人様の価値を私が決めることもあり得ます。
評価はお互いがするわけです。そして、それは区々です。
「私はこの分野では群を抜いていますから」・・・それって自己評価ですよね?
「私は〇〇大学を卒業しています」・・・で、そこで何を学び何を身につけましたか?
「私は◆◆という難関資格を有しています」・・・その資格を使って何ができますか?
「あの会社には私もいたことがあります。社長のXは私の同期の友人です」・・・???
これまでに色々とこういう「自分を大きくみせようとする人」に会いました。
私はこの種の話を聞くと、大体が「・・・」の右に書いてあるような気持ちになります。
お聞きしても反応のしようがないので、黙ってはいますが。
人の心には相手を圧倒したいーこういう気持ちがどこかにあるのでしょう。
あるいは、以前にブログで書いたように自分自身に自信がないのか?
こういう話を聞かされて思い浮かべるのは、懸命に吠える犬だったりします。
あるいは背を丸めて毛を逆立てて威嚇する猫です。
でも犬や猫はいざとなれば実戦を辞さないのです。
虚飾を前面に出す人よりは高く評価できそうです。
だって、犬や猫は自分の価値を大きくみせようとは決してしませんから。
★ 映画「黄金の犬」の実質的主人公ゴロ
ゴロと一緒にいるのは夏八木勲さん