私は素麺をよく食べます。
つゆは自作。
麺までは自作できません。
だから買っています。
今年から日本各地の素麺を食べてみよう。
そう思い立ちまして、まずはこれを買いました。
ラベルの部分を拡大してみます。
「大矢知」と書いてあります。
これは、三重県の大矢地素麺です。
三重県の素麺を食べるのは初めてでした。
「当たり!」
という結果でした。
美味しいです。
三重県北部は小麦の産地。
大矢知では江戸時代から素麺を作り始めたという話でした。
「小麦は戦後の食べ物」
などというデマを流す政党があるようです。
それを信じ込むような人もいます。
自分で歴史を調べたり、文献を読んで考えることをしないのでしょうか。
冷たい素麺を食べて頭を冷やした方がよさそうです。
素麺は少なくとも南北朝時代には我が国で作られていました。
全国各地に素麺の製法が広まり、その土地で独自の進化。
食べ物の文化的背景などを知ることも楽しいと思います。
というわけで、私は各地の素麺を食べてみることにしました。