今年はカミキリムシを紹介する記事が多くなっています。
美麗種が多いのがカミキリムシの特徴で、愛好家が多いのも頷けます。
今回、我が家にやってきたのは、この方です。
「美しいけど悪い」
これがカミキリムシの仲間を表すのに適切な表現でしょう。
自宅兼事務所の隣の公園にはタブノキがあります。
ある年、タブノキの根元近くにカミキリムシの脱出孔が多数できていました。
それは、このホシベニカミキリの仕事です。
ゴマダラカミキリがバラにとって最大の害虫であるように、多くの樹木にとってカミキリムシは敵。
園芸が好きな人にとっては、蛇蝎以上に嫌う存在なのです。
でも、見た目がよいので、ついつい大目にみてしまい勝ち。
そして、泣きを見る結果になります。
カミキリムシの仲間を発見したら手にとって観察。
美しさを愛でた後、「死んでもらいます!」が正しい対応です。
ちなみに写真の個体はメス。
庭に子孫を残されては困るのです。