交渉相手が弁護士や司法書士だったら・・・
弁護士は交渉のプロです。司法書士は微妙かもしれません。
ただ、いずれも国家資格であり、それを示すバッジをつけています。
バッジの威力は侮れません。
交渉相手は、専門家との交渉であるという認識を持ちます。
これだけで弁護士・司法書士は心理的な面で有利になっている可能性は大きいのです。
専門家相手に戦っても勝てないかもしれない。
悪知恵を使って自分を窮地に陥れるようなことをするかもしれない。
こういう警戒感のおかげか、バッジだけで交渉が有利になる例もみられます。
では、実際の交渉の実力は?というと、これは恐れるに足らないこともあるでしょう。
バッジをつけているからといって、交渉力があることを意味するわけではありません。
損保会社勤務時代の私が交渉した弁護士にも下手な人がいました。
弁護士は玄人です。
理屈で追い込んでも構わない相手です。
私は追い込みました。
「素人にそんなことをいわれたくない」
キレてしまう時点でプロ失格でしょう。
でも、結局は彼は退かざるを得ませんでした。
彼がいう「素人」に完敗して悔しかったかもしれません。
でも、それが彼の力量なのでしょう。
私の勤務する会社が契約している弁護士にも下手な人がいました。
「ねえ、高橋さん、今度の件はついて来てよ」
と私に同行を求めたので、ついて行きました。
そして、唖然とするような交渉に立ち会う結果になったのです。
こんな交渉の仕方をしているのか・・・
私はそれ以降は彼に仕事を回さなくなりました。
およそ資格にふさわしい交渉力ではなかったのです。
この2人の弁護士は交渉に不向きなタイプだったのでしょう。
弁護士にもそういう人はいます。
司法書士にも「交渉?トラブルなんてまっぴらごめん」という人は多いのです。
つまり、バッジの威力でなんとかなっている人もいるということでしょう。
バッジがなければ交渉できないレベルだと弁護士も司法書士もつとまらない。
私はそう思うのです。
けれども、バッジは上記のように利用しがいがあるアイテムです。
つけているだけで威力を発揮する場面があるからです。
だから仕事の際には着用を心掛けています。
本音をいえば、つけるのは面倒なのですが。
★ つけていると便利な点としては、裁判所の金属探知検査を受けずに済みます。
あとは、特にありません。この程度で「便利」といえるかどうか?