福岡県糸島市 司法書士 ブログ

キタキチョウの産卵

我が家の庭には何種類かの蝶がやってきます。

その中で、バラに産卵して困らせてくれるのがヤクシマルリシジミ Acytolepis puspa。

鉢植えのレモンに産卵して悩ませてくれるのがアゲハチョウ科の何種類か。

主に、アゲハ Papilio xuthus とナガサキアゲハ Papilio memnon でしょう。

反対に、はびこる雑草であるカタバミの存在を教えてくれる蝶もいます。

それはヤマトシジミZizeeria maha です。

ヤマトシジミのおかげで、発見しづらかったカタバミを駆除できたことがありました。

尤も、産卵したいヤマトシジミには困った事態を招いただけなのでしょう。

さて、「ミモザ」という商品名で売られているアカシアの仲間があります。

ほんらいはミモザはオジギソウ属のこと。

いつの間にか世界的に誤用が広がってしまいました。

ミモザとして売られている多くの樹木はアカシア属です。

ミモザ属であれアカシア属であれ、キタキチョウ Eurema hecabe はバンバン産卵します。

写真はその瞬間を捉えたもの。

マメ科植物を広く食害しますが、クズの葉を食べたという観察例はないようです。

できれば、はびこるクズを大いに食害してくれればいいのですが。

下の写真は産み付けられた卵。

紡錘形で目立ちます。

シロチョウ科の卵はこの形です。

キャベツや白菜に産み付けられている紡錘形の卵はモンシロチョウのものが多いです。

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