昔から売られているロングセラー商品を最近知りました。
それがこれです。
カモ井の「リボンハイトリ」という商品。
上の方には「ハエ取り紙の元祖」とあります。
「ハエ」の捕獲用であるとしながら、商品名は「ハイトリ」。
「ハエ取り」も実はちょっと変で、「ハエ採り」が正しいでしょう。
昔々、公設市場などでぶら下げられていた黄色のベタベタしたもののようです。
ぶんぶんと飛び回るハエが黄色の紙にとまると動けなくなります。
たしかに、昔のおばちゃんたちはハエを「ハイ」と呼んでいました。
50年以上も前から存在する「ハイトリ」が今も健在。
きっと優れた商品なのでしょう。
我々の世界でも、我妻榮博士の「民法総則(民法講義Ⅰ)」は初版が出てから90年。
改正法には対応していませんが、それでも使える部分は多々あります。
よいものは不滅なのです。