福岡県糸島市 司法書士 ブログ

賃上げ

賃上げが話題になる季節です。

最近の賃上げは労組よりも政府主導になってしまっています。

そのため、労組の票を頼りにする政党よりも自民党に人気が集まっています。

若い人は誰が賃上げの旗を振っているかをしっかりみているのです。

次の春には大幅な賃上げがある会社もあるようです。

私が社会人になった頃は、「ベア」が毎年実現していました。

賃金のテーブル表が書き換えられ、増額されたテーブル表で算出。

通常のアップ分プラスベア分がありました。

ボーナスにもそれが反映されました。

だから、7月の初めくらいに差額の支給がありました。

第2の夏のボーナスみたいな感じでした。

バブル真っ盛りの頃は、労組の要求に経営側は一発回答。

大きな賃上げがありました。

が、ご存じのようにバブルが弾け、暗黒時代を迎えます。

テーブル表は長く据え置かれました。

21世紀になって大規模部署の管理職になった私。

年収1000万円を超える・・・はずでした。

ところが、業績不振につき管理職のみ賞与2か月分カット。

これで小規模部署の管理職だった前年の年収(約900万円)を下回ることに。

責任だけは重くなり、報酬はカットされる。

もともと管理職にはなりたくなかった私です。

叛逆の決心が固まりました。

その後に勤務した会社では1年で管理職にされてしまいました。

でも、前年の年収の40%強の大幅アップです。

私は管理職にはなりたくありませんでしたが、貰えるカネで納得することにしました。

元の会社の同期入社の人にこの話をしたところ

「お前の考え方は銭ゲバだ」

といわれました。

私は銭ゲバで結構なのです。

いやいやながらやっている仕事です。

カネを十分にもらうから我慢できるのです。

かつて落合博満選手はこういいました。

「(自分を)高く買ってくれるチームに入ります」

私を落合選手に準えるのはあまりに不遜かもしれません。

でも、能力を高く買ってくれる会社で働くのは当然でしょう。

今の若者はそういう感覚のようで、転職に躊躇しません。

経営者側もそれを踏まえて賃上げに意を払うようになったようです。

この点ではいい時代になったのかもしれません。

労組の存在感が低下するのも当然なのかもしれません。

 映画「沈まぬ太陽」の恩地役の渡辺謙さんと行天役の三浦友和さん

  労組委員長として経営側と戦う恩地と、後に袂を分かちエリートコースを歩む行天。

  小説でも労組=善VS経営=悪のような図式で描かれます。

  山﨑豊子さんの小説は、この種の善玉と悪玉の書き分けがかなり顕著です。

  それは、山崎さんが新聞記者出身であることと無関係ではないように思うのです。

  新聞記事のつくりは、善玉VS悪玉が多いのです。

  悪の国=日本を強調するために、虚偽報道までするのですから。

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