福岡県糸島市 司法書士 ブログ

昨年末の食べ物の話題2本

ケーキ崩壊問題

高島屋が販売し、ヤマト運輸が運んだクリスマスケーキが壊れていた。

これが大きなニュースになりました。

私は強い違和感を覚えました。

ロールケーキやパウンドケーキではない生ケーキです。

車で運んで配達する以上は崩れるリスクがあって当然でしょう。

でも、崩れないことが前提になっているようです。

原因については「わからない」そうです。

温度管理や配送方法には問題がなかったというのです。

ということは、今後も崩れたケーキが配達される可能性が残るのです。

ならば、そういう売り方及び買い方はやめようーこうなればいいのですが。

思うに、そもそも論として生ケーキを宅配するということ自体がおかしいのではないか。

崩れる可能性は絶対にあるのです。だったら崩れていても文句を言わない。

ケーキはお店に買いに行き、自分で持って帰る。

それを宅配で届けるような売り方をするから買う人も出るのです。

況して、今は配達員が人手不足です。

そういう売り方・買い方をすれば、運送会社にどれだけ大きな負担がかかるか?

高島屋にせよ他のお店にせよ売り方を考え直すべきでしょう。

買う側もそうです。

岸田首相の高級すき焼き問題

ある写真週刊誌が首相非難を煽りたくて記事にしたようです。

秘書官をクビになった長男らと共に首相が高級すき焼き店で食事をしたそうです。

資金集めのパーティに関する裏金問題が騒がしい時期にけしからん!

物価高で生活が苦しいのにけしからん!

こういう「庶民の劣情」を煽るのは週刊誌の得意技です。

さて、高級すき焼き店で食事をすることはいけないのか?

私はまったく問題がないと思うのです。

日本の首相は4000万円程度の報酬です。

大企業の経営者に比べるとかなりお安い報酬ですが、世間の平均値よりはかなり高い収入です。

そういう高収入の人たちがおカネを使えば、経済は回っていきます。

首相には高級すき焼き店の後に高級すし店をハシゴしてもらいたいくらいです。

そもそも、高級すき焼き店は需要があるから存在しています。

つまり、かなり多くの人が利用しているのです。

勿論、そこに行って食事をする余裕がない人も多いでしょう。

では、その人たちに配慮して店に行かないのが正しいのか?

考えるまでもない話です。

結局は、煽る週刊誌に乗せられる読者。

週刊誌記者は「してやったり」というだけの話です。

煽られた連中は、マスメディア如きに踊らされる己の愚かさを肴にやけ酒でも呷ればよろしい。

 

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