現時点で私は後見人等には就任していません。
ですが、後見等開始の申立てに関する書類作成業務には力を入れています。
書類作成はもちろんのこと、家庭裁判所調査官面接に同行もします。
審判確定後の後見人等への引継ぎも同席できるようにしています。
これらの同行・同席にかんしては特に報酬をいただいておりません。
理由は、書類作成者としての責任だと思っているからです。
一方で、後見業務をやっていないのは、私如きには務まらないように思えるからです。
また、私がある程度の時間を確保していれば、書類作成業務をスムーズにできるという面もあります。
ある先生は、10数名の後見業務を引き受けているそうです。
時間の確保が非常に厳しいのではないかと思います。
しかも、ご本人によれば「半数の方についてはボランティアで無報酬」とのこと。
おそろしいくらいのバイタリティとやさしさです。
私は、プロである以上は無報酬の仕事は一切やらないことにしています。
その一方で、同行・同席などは、いただいた報酬の範囲内の仕事であると考えています。
そういう私を「先生は儲けられないタイプですね」と評する方もいました。
儲かれば、それはそれでよし、儲からなければ仕方がない。
これが私の感覚なので、儲からなくてもさほど気になりません。
なお、上記の「半数無報酬」の先生は、消費税額が年500万円近いそうです。
つまり売り上げ5000万円。この話は以前の記事にも書いたとおりで、かなり珍しいと思われます。
一人の司法書士が、後見業務で10数名を担当し、かつ半数は無報酬なのに、売上額5000万円。
ボランティア業務が多いのに、どうやれば5000万円もの売り上げになるのか?
しかも、月の半分は、講演や他の事務所への指導のために全国を飛び回っているそうです。
さすがに儲けに関心がない私も気になりました。
見習えば、私も儲けることができるかもしれません。
でも、見習うことはないと思います。
私の「能力」を超えている話なので(笑)。
今日もこれから申立てのために依頼人にお会いしてまいります。
私には、儲ける才覚はなく、地道にお話をうかがうくらいしか能がないのであります。
★ 必殺シリーズの三味線屋の勇次
いかにもプロっぽい雰囲気の殺し屋でした。
演じたのは中条きよしさんでした。
歌手としての「うそ」の大ヒットはあまりにも有名。