福岡県糸島市 司法書士 ブログ

SF

実は、私はSF映画が苦手です。

かの有名な「2001年 宇宙の旅」をみて実感したのです。

「俺にはSF映画は無理だ」

「スターウォーズ」シリーズもみていません。

1作目は途中までみました。

「未知との遭遇」も同様です。

その後にSF映画としてみたのは、

アーノルド・シュワルツェネッガーシルベスター・スタローン出演のもの。

彼らの作品は、設定がSFであっても、内容はアクション映画です。

純粋にアクション映画として楽しめたのでした。

ほかには「ニューヨーク1997」に満足しています。

ニューヨークが巨大な監獄で自由の女神像が監視塔になっているという設定を気に入ったのです。

私が好きなリー・ヴァン・クリーフが出演していた点も大きかったと思います。

 

そういう私ですが、唯一真剣にみたSFドラマがあります。

それは、NHKが制作した「七瀬ふたたび」です。

少年ドラマシリーズとして18時からの放送だったのを覚えています。

多岐川裕美さんが主演で、堀内正美さんや高橋長英さんが出演。

なぜ、熱心に視聴したか?

それは多岐川さんが美しく、その表情に惹きつけられていたからです。

その多岐川さんの真に迫った演技は見事でした。

「七瀬ふたたび」が少年ドラマレベルではない作品として評価されるのは理解できます。

この作品の魅力は、特殊な能力を持つ主人公の苦悩が描かれていることでした。

主人公の内面に迫り、人を描こうとするためにSFという手段を使ったように感じたのです。

1979年、受験勉強中の息抜きには十分過ぎる楽しいドラマでした。

ところで、多岐川さんは軽い斜視で、それが魅力になっています。

彼女が高笑いをすると、エキセントリックなイメージが増幅され、さらに魅力的です。

後年、藤田宜永さんの自伝的小説「愛さずにはいられない」を読みました。

この作品には藤田さんが激しい恋に落ちた女性が登場します。

その女性が軽い斜視で、エキセントリックな雰囲気が魅力だったと書かれていました。

母親との間に葛藤を抱え、吉行淳之介作品を愛する点で私と藤田さんは共通していました。

女性の魅力の捉え方も似ていたのか・・・ちょっと驚きました。

 

その後、私が多岐川さんのファンになってしまったのは・・・

彼女がトマトジュースのCMに出演したからです。

私はトマトジュースが大好きなので。

 

 

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