ひと昔前の女優さんのお話です。
MMはマリリン・モンロー。
「帰らざる河」や「お熱いのがお好き」で有名。
今もアンディ・ウォーホルのポスターデザインはよくみかけます。
ケネディ大統領との・・・でも有名です。
BBはブリジット・バルドー。
「素直な悪女」「私生活」といった作品で活躍。
まさに私生活では、「男と女」の主役を演じたジャン=ルイ・トランティニヤンとW不倫。
ロジェ・バディム監督と離婚したりという側面も。
そして、CCはいまひとつ知られていないのですが・・・
クラウディア・カルディナーレというイタリアの大女優。
★ CC
「ウエスタン」では、主役のチャールズ・ブロンソンとヘンリー・フォンダを従えるトップクレジット。
ルキノ・ビスコンティ監督の「若者のすべて」「山猫」にも出演。
映画女優としての成功という観点では、この方がナンバーワンでしょう。
MMだけが故人ですが、あとのお二人は健在です。
BBは89歳で動物愛護運動家として活躍中。
CCはユネスコ親善大使として女性の権利保護活動を。
そして、全員が歌手活動も。
今の時代のアイドルとは違ったオトナの魅力を20代前半から備えていました。
そう、昔は大女優となるような人は、みな20歳くらいでも存在感が際立っていたのです。
最近は20代後半になってようやく一人前の女優として主役を張るみたいな印象。
30代の女優さんもまだまだキャピキャピした感じ出す。
世の中全体が年齢に比して若いということの象徴のような気がしています。
この3人、本当に魅力あふれる女優さんです。
個人的にはCCのファンです。
★ 左がMMで右がBB
いうまでもないことですが。