車を走らせていると気になることがあります。
それは、最近の傾向として信号が赤になった後でも交差点に突っ込む車が多いこと。
事務所兼自宅の近くの大きな交差点でもよくみかけます。
たとえば、小〇〇方面から◇◇◇原駅方向に右折する車がしばしばこれをやるのです。
交差道路の信号が青になり、停止していた車が発進するところで突っ込みます。
間一髪セーフで盗塁成功みたいな感じです。
★ 世界の盗塁王 福本豊選手(阪急ブレーブス)
オールスターゲームで福本選手にセントラルリーグのスピードスター
高橋慶彦選手(広島東洋カープ)が質問「福本さん、盗塁のコツは?」
福本選手「塁に出ることやね」
それらの車の大半がショートカット右折。
だから、青信号で発進する車にかすりそうなコワさを感じます。
単なるショートカット右折もしばしばみます。
そのせいで、対向左折車輛が停止を強いられることも。
いずれも急ぎすぎではないでしょうか?
赤信号になってもなんとかすり抜けたい。
ショートカットで少しでも早く右折したい。
急ぎすぎだけなら結構ですが、生き急ぐ結果になりそうな印象です。
しかも、巻き添えを食う人を道連れにして。
福岡市内でも頻繁にこの現象をみますが、今のところ私自身は無事です。
ちなみに損保在籍時代の印象では・・・
この種の事故は非常に多く、そして交渉が紛糾したものでした。
赤信号になってから右折したのに「進入時は青だった」と主張する人が多いのです。
訴訟で証人尋問や本人尋問をした際に、
① 最初に青信号を認めた地点
② その際の時速
を訊ねると、証言する速度で進行した場合には進入時の信号が赤だったということも。
また、交差点進入時に加速したという証言が出たりしました。
なぜ加速する必要があったのか?
こう問うとしどろもどろに。
裁判官の心証は「赤で進入した」に固まっていきます。
最近はあちらこちらに防犯カメラがあります。
コンビニエンスストアが交差点にあると、その防犯カメラに映っている例もあるでしょう。
「みられている」
こう思えば、無茶をしなくなりそうなものですが・・・