今日はNPBの開幕日です。
ゲームはファイターズ VS イーグルスの１試合のみではありますが。
それで、順位予想をしておこうと思いました。
パ・リーグ
多くの評論家の一致した意見は「最下位はファイターズ」というもの。
私はそうは思っていません。
たしかにファイターズは野手の戦力がまだ他球団に及びません。
しかし、投手力はかなり上向いています。
私が予想する最下位はライオンズです。
理由は、守りの要であり、打線の核でもある森捕手のバファローズ移籍です。
ライオンズ投手陣は昨季の防御率が１２球団トップ。
でも、リードする森捕手が抜けたらどうなるか？
アベレージが期待でき、山川選手の前にチャンスを作ることができる森捕手。
試合を決める一打を放つことも多い森捕手。
この人が抜けた以上、防御率も得点力もダウンすると思われるのです。
そして、その穴は埋まっていないでしょう。
優勝はバファローズだと思います。
吉田正尚選手が抜けた穴が大きいという指摘をする評論家は数名います。
が、ここのライオンズから森捕手が加わりました。
2019年には首位打者で105打点。
吉田選手の穴を埋めるには十分ですし、正捕手として１シーズンを任せることもできます。
森捕手の疲れを考慮して指名打者に回すゲームでは若月捕手がカバーできます。
投手陣は厚みを増しており、マイナス材料は見当たりません。
対抗馬はホークスですが、千賀投手の穴を有原投手が埋めることができるか？
柳田・中村・今宮といった中心選手が過渡期を迎えつつあるのも気になります。
ファイターズから近藤選手を加え、マリーンズからオスナ投手を迎えたのは大きなプラスです。
しかし、昨季の勝ち切れないゲーム運びが気になります。
イーグルスは田中将大投手に則本・岸の両投手というエース級が揃った投手陣です。
しかし、若く活きのいいエース候補は生まれていません。
打線は浅村選手に島内選手という打点を稼ぐタイプが揃っていますので強みがあります。
しかし、バファローズの充実ぶりとホークスの選手層の厚さには劣るのではないでしょうか。
マリーンズは投手陣には駒が揃っています。
監督が投手コーチとしては名匠ともいえる吉井さんであるのも強みです。
しかし、打線が弱いのです。安田・山口・藤原といった若手が奮起しなければ優勝は厳しそうです。
以上からは
優勝 バファローズ ２位 ホークス ３位 イーグルス
４位 マリーンズ ５位 ファイターズ ６位 ライオンズ
となりました。
★ 森友哉捕手
セ・リーグ
セ・リーグではジャイアンツを推す評論家がかなりいました。
私はジャイアンツは優勝できないと思います。
開幕時点でエース菅野投手がいません。 復帰するにせよ、これは大きい。
坂本選手や丸選手も年齢的に今以上を望むことは難しそうです。
昨季は中田翔選手が救世主になりましたが、中田選手もベテラン。
若手で「この人」といえるような野手が育っていない印象です。
岡本選手は例年通りの期待ができるし、戸郷投手も昨季以上の活躍を見込めます。
それでもチームの顔である坂本選手の成績が下降している点はいかんともしがたい。
連覇中のスワローズは今季も優勝を争うでしょう。
ただ、投手陣がなかなか底上げされません。
やりくりで２シーズンを乗り切り、その手腕には瞠目すべきものがある高津監督。
いかに投手陣のレベルアップを図るでしょうか？
打線はこれまでどおりの威力を発揮するのは間違いなさそうです。
そのライバルはベイスターズでしょう。
大貫投手が開幕にいないことは痛いとは思いますが・・・
途轍もない大物メジャーリーガーを獲得しています。
バウアー投手は今永投手とともに投手陣を牽引するでしょう。
打線はアベレージヒッターが揃っていて、大崩れしそうにありません。
内野守備もドラゴンズから京田選手を獲得して強化されました。
かつての鉄壁の内野守備に近づくかもしれません。
岡田監督の復帰でタイガースもかなり暴れると思います。
投手力はリーグ随一だけに、内野守備さえしっかりすれば上位は間違いないでしょう。
打線は大山選手と佐藤輝明選手の打棒次第ですが、守り勝つ野球は安定感があります。
新井新監督が率いるカープは、投手陣や守備陣には穴が少ないと思われます。
先発投手が不足している印象もなくはありませんが、他球団に比べて見劣りはしません。
鈴木誠也選手の穴を埋められなかった打線は、昨季から大きな変化がありません。
坂倉選手を正捕手として起用するようですが、これが奏功するかに注目しています。
ここ数年弱いイメージが定着したドラゴンズですが、投手力は充実しています。
大野・柳・小笠原・高橋といった先発投手は魅力があります。
これに涌井投手が加わっているので、ローテーションは安定しそうです。
リリーフ陣も清水・祖父江両投手は健在です。
問題はロドリゲス投手。亡命したらしいのですが、果たして来日するのか？
問題はここ数年指摘され続けている打線です。
石川選手が復帰すれば、それなりの成長をみせてくれそうですが・・・
以上を踏まえた予想は
優勝 ベイスターズ ２位 スワローズ ３位 タイガース
４位 ドラゴンズ ５位 ジャイアンツ ６位 カープ
としておきます。
★ バウアー投手