福岡県糸島市 司法書士 ブログ

最初の印象

最初についた印象を変えるのは非常に難しい。

これは、会社員時代の私が新入社員等に対して最初に伝えていた言葉です。

「あの新人は気が利いている」

「彼は非常によく考えて仕事を進めている」

「彼女の電話応対は新人離れしていて模範的だ」

こういう「よい印象」を最初に抱かれると、後々までトクをします。

少々のミスは

「あいつだってたまにはミスくらいするよな」

で済ませてもらえるのです。

では,最初の印象が悪いとどうなるか?

少々良い仕事をしてみせても評価されません。

「あいつにしてはまあまあうまくやったな」

くらいで終わりです。よい印象の社員が同じレベルの仕事をすれば

「さすがだな」

実際にこうなってしまうのです。

悪い印象の払拭は極めて困難です。

ですから最初の印象というのは組織人にとっては非常に大切なのです。

 

 

最初に出会った人に

「この人は話が大袈裟だな」

「自分を大きくみせたがる傾向が強いな」

「さっきの話と矛盾しているが・・・」

みたいな印象を抱くケースもあります。

そういう場合にどうするか?

同じ会社や官公庁に所属しているのであれば、適当につきあうほかありません。

でも今の私のように個人事務所を一人でやっている立場なら・・・

つきあいません(笑)。

つきあってみれば、その人の良い面をたくさんみるチャンスがあるかもしれません。

でも、その前につまらない話をたくさん聞く羽目になります。

これは時間の無駄であり、その人へのマイナスの印象を増幅させる結果にも繋がります。

自由業という立場である以上、そういう話を聞かずに済ませる選択をします。

どうせなら、マイナスの印象は最小限にとどめたいという気持ちもあります。

それ以上に、自分にとってためになる人とつきあうようにします。

実際にそうしています。

 

では、私自身はどうなのか?

他人が私にどういう印象を抱くかは気にしていません。

なぜか?

他人の目を気にして自分の行動を制約するのが窮屈でいやだからです。

会社という組織に所属しなくなった以上は、この点は自由にやりたいと思っています。

        ★ 健さんはやくざ映画の印象を払拭したかったそうです。

          でも、後年の出演作品で健さんが最も精彩を放ったのは「夜叉」だったように思います。

          この作品では健さんは元やくざの漁師。

          自分にはできないことをやってくれる男の中の男ーこの印象が強い以上、

         健さんには任侠が似合うということなのでしょう。

          健さんが普通映画で演じたキャラクターも「無口」「義理に厚い」「筋を通す」

         といった、絵に描いたような任侠精神を持つ男でした。

 

 

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