某タレントさんのブログ記事が炎上しているそうです。
ネット上のニュースではかなり騒動になっており,私はそのニュースでタレントさんの存在を知りました。
ラーメン店にかんしては店名を聞いた記憶があります。
いやいや,なかなか面白いことになっています。
面白いのはラーメン店の謝罪文です。
当時の状況を映像に記録している点まで明らかにしている点で,
「プライバシーの侵害ではないか?」
という声も出ていますが,そうはならないことまで踏まえています。
さらにタレントさんを非難したり攻撃するような内容は一切含まないようにしつつも,
自店側には問題がないという印象付け,つまり,タレントさん側にこそ問題があったのではないか?
という疑念を読み手が抱かざるを得ないような表現が使われています。
それは単なる事実の列挙ですが,撮影された映像で確認できた事実であることを明記しています。
つまり,客観性がある事実関係であることを明らかにしているのです。
そして,社長が前面に立ち社員を守るような宣言で締めくくられていました。
今のネット上の評価は,
タレントさんのブログの内容が中傷まがいのもので,
店はさして問題がないにもかかわらず謝罪しており立派だ!
社長は漢気がある!
という感じになっており,店側の印象操作が奏功しています。
かかる印象操作は,企業防衛の観点からは何ら問題がありません。
こういう文面を起案することができる人は,ある特定の職業についている人です。
お店としては,リスクに備え,それなりの「ケツ持ち」と顧問契約を結んでいたのでしょう。
我々司法書士にもその種の仕事ができるので,是非小職にご依頼を。