ラブコメという分野は映画ではドル箱のひとつです。
それだけに多くの作品が作られ、玉石混交の観があります。
ひところはメグ・ライアンがラブコメの女王と呼ばれました。
そのメグ・ライアンの映画を久々にみました。
日本語タイトルは「ニューヨークの恋人」。
NHK-BSプレミアムで放送されたのです。
以前にみたような気がしていましたが、みていませんでした。
作品の出来は・・・いまひとつです。
メグ・ライアン主演だから当たるだろう、という感じで作ったのかもしれません。
脚本が雑な印象でした。
魅力的なキャラクターを活かしきれていない作品だと感じました。
特に、弟の恋をサイドストーリーとして展開しなかったのはもったいないように思います。
「めぐり逢えたら」や「恋人たちの予感」はとてもよかったのですが。
我が国でもラブコメは量産されました。特にテレビドラマで。
その中で印象に残っているのは・・・あまりないのです。
すぐに思いつきません。
つまり、この分野はある程度のフォーマットがあって製作は難しくないけれど、
名作を生むのはかなりハードルが高いということかもしれません。
私生活でラブコメめいたことがある人にとっては、映画やドラマはウソくさいかも。