福岡県糸島市 司法書士 ブログ

「おどれは司法書士をナメとんのか?」

「おどれは司法書士をナメとんのか?」

実はこう言いたくなるようなことがありました(広島弁が混じるのは映画の影響です)。

今,私は所有している土地を売ろうとしています。

先日,売却を委託している不動産仲介会社の担当者と話をしました。

「買ってもいいという会社がありまして。でも契約不適合責任条項を売買契約に入れたいと言っています」

ここまでは何の問題もありません。

「契約不適合責任というのはなんとなくおわかりかもしれませんが」

ここで「は?」となるわけです。

担当者は私が司法書士であることを知っています。

なのに「なんとなくおわかり」くらいのレベルだと思っているわけです。

しかも,その後に契約不適合責任の解説までしてくれました。

ここまでくると私が馬鹿にされているというよりは司法書士がその次元だと思われていると考えるべきでしょう。

冒頭の言葉が出そうになりました。でもガマンしました。

私も年齢を重ねて怒らなくなったなぁ・・・と自分の成長(笑)を認めつつ,

司法書士は単なる登記屋のようにでも思われているのが実情なのかな,と悲しくなってしまいました。

 

 

そういう気分を引きずりつつ,昨日は県司法書士会のADRにかんする研修を受講しました。

これまで受けた研修の中では一番です。

講師がレジュメと称する講義録を読み上げるのではなく,自らの言葉で説明するし,

受講者参加型の運営がなされ,4時間の長丁場でも疲れませんでした。

先日,私自身がADRセンター運営委員になったのですが,これは大正解だったようです。

というわけで気分が回復しました。

 写真は,「仁義なき戦い 代理戦争」の文太さん。

  川谷拓三さん扮する子分が,委託されて警備をしていたスクラップを横流し。

  それを知ってカンカンに怒るシーンです。

  「おどれ!こんタコのクソ!頭に上りよって!」

  セリフだけでなく青筋を立てて怒る文太さんの表情が凄いので気にいっているシーンです。

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