福岡県糸島市 司法書士 ブログ

人手不足

日曜日の新聞に求人広告が折り込まれていました。

介護・福祉関係や清掃の仕事の募集が多い印象です。

「入社祝金〇万円支給」を謳ったものも散見されます。

これなど、おカネを受け取った以上は簡単に辞めてはいけない。

こういう心理的拘束を狙っているのではないか?

私のように邪推が好きな人間はこう考えてしまうのです。

実際は、人手をなんとか確保したいという経営者側の悲痛な叫びでしょう。

時給はかなり上がりました。

雇われる側にはいい時代になっているのかもしれません。

 

人手不足といえば、暴力団も同じです。

報道に登場する逮捕された組員の年齢は上がる一方です。

50代や60代が第一線で活躍する業界となってしまいました。

暴力団には否定的な意見が多いのが実情です。

なくせるものならなくした方がいい。私もこう思っています。

しかし、社会に馴染めず、世間一般のルールを守れないハグレ者はいつの時代にも生まれます。

暴力団が、そういう人たちの「最後の学校」という側面も否定できないのです。

組に入り、そこで初めて「親」や「兄弟」の愛情を受ける。

礼儀や上下関係を「厳しく」しつけられる。

「カタギの衆に迷惑かけちゃいけねぇよ」

と一応は「教育」を受けるのです。

野放しにして、無茶をされるよりは暴力団に管理してもらった方がよい。

そのうえで、いつかはカタギになって社会の一員に。

私はこのように思うこともあります。

 東映映画「最後の博徒」(1985年)で加納良三役を演じる千葉真一さん

  「カタギになりますけん」と錦兄ぃが演じる清島親分に絞り出すように廃業宣言。

  加納良三は「仁義なき戦い」で文太さんが演じた広能昌三のことです。

  モデルになった人物は、カタギになった後はホテル経営などで経済的成功を収めました。

  組 員 急 募

学歴不問・体力に自信がある方歓迎

前科*持ちの方優遇(前科手当支給)

警察に検挙されない創意工夫ができる方が活躍できる職場です。

未経験の方には、やさしいアニキが丁寧に指導いたします。

*犯歴の内容によっては採用できないことがあります。性犯罪歴がある方及び薬物中毒の方は応募をご遠慮ください。

今は、こういう広告を出すこともできません。

暴力団はなかなか大変な時代を迎えています。

明らかに国家による人権侵害が行われているので、訴訟で争えばいいのに。

こう思うのですが、彼らは「国には勝てない」と諦めているようです。

「散々、汚い仕事で俺たちを利用しやがったくせに!」

という怒りを胸の裡に抱えながら。

 

人手不足は本当に深刻です。

その原因は人口減少と高齢化。

そういう時代に人を集めるにはカネを出すほかない・・・のでしょうか?

あるいは休日を増やし、労働時間を削減する。

一向にそれらの面の「改革」が進まない業界もあります。

我が国の未来を担う子供たちの教育はどうなるのだろう?

 

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