マスカレードという言葉を知ったのは、1978年に発表された曲がきっかけでした。
歌ったのは庄野真代さん。タイトルも「マスカレード」でした。
ちなみに「サロメ」という言葉を知ったのもこのときでした。
マスカレードは仮面舞踏会のことですが、このタイトルを持つ曲は非常に多いのです。
1995年にはtrfの“masquerade”がミリオンセラーになっています。
ほかにも聖飢魔Ⅱの“MASQUERADE”もあります。
それ以前には安全地帯が1984年に「マスカレード」を発表しています。
SHOW-YAのアルバムである“MASQUERADE SHOW”にも“Masquerade”が入っています。
これは1985年。
2000年代に入ると、黒夢の清春が作ったSADSの曲に“Masquerade”が。
嵐も“Japonism”というアルバムに「マスカレード」という曲を入れています。
同じくジャニーズ系でHay!Say!JUMPのアルバム“DEAR.”にも別の「マスカレード」が。
hydeの“MASQUERADE”は“OUR LAST DAY CASSHERN OFFICIAL ALBUM”に。
アルバムタイトルになると、大沢誉志幸さんがズバリ“MASQUERADE”を1993年に出しています。
海外でも「オペラ座の怪人」の劇中歌があります。
レオン・ラッセルが発表してジョージ・ベンソンがカバーして大ヒットした“This Masquerade”。
少年隊の「仮面舞踏会」もまたマスカレード。
「仮面舞踏会」として知られるクラシック曲もあります(ハチャトゥリアン)。
ヴェルディのオペラ曲も有名です。
浅野ゆう子さんの1979年の「サマーチャンピオン」というシングルのB面は「仮面舞踏会」。
こういった数々のmasqueradeの中で私好みなのは、中原めいこさんの曲。
「マスカレード(仮面舞踏会)」というタイトルです。
というように、マスカレードは曲の作り手を刺激してやまないモチーフのようです。